メンテナンスの必要性

こんにちは!!!スタッフの田中です(^o^)/

今回はメンテナンスの大切さについて話させて頂きたいと思います!

みなさん、楽器のちょっとした不具合など見つけた時、
「修理代がかかりそうだし、このくらいならまだ吹ける」と思っていませんか?
その積み重ねが本当に高額な修理に繋がっていきます!ふらふら

例えばクラリネット。
「久々に楽器を吹こうと思ったらキイの動きが鈍い。
でも完全に動かない訳じゃ無いし、まだ大丈夫るんるん」と思っていませんか?
…本当にそれでいいのでしょうか?
この場合考えられる原因は、キイが曲がっている・凹みがある・錆びついている・
汚れが溜まっているなどいくつかあります。

何れにせよ、その動きの悪いキイ自体何らかのストレスがかかっているわけですから、
ストレスがかかっている部分が少しずつ擦り減っていてもおかしくないですよね?
このストレスは、自然に溜まっていくホコリ等の汚れでも起ることです。
いざ演奏で使う時に修理に出しても、擦り減った部分は元には戻りません。
これはクラリネットだけでなく、金管楽器のピストンや、ロータリー、抜差し管にも言えることです。
サックスやフルートなど木管楽器ではキイの可動部分が擦り減ることによってガタつきなどが起こり、
タンポがしっかりトーンホールを防げない状態になってしまいます。
そうなるとその楽器を演奏していくにはパーツ交換をするしか無くなってしまいます。もうやだ〜(悲しい顔)

元々はすぐに済む調整でも、
放っておくとキイ自体を交換しないといけないことになってしまう訳です。

ひらめき自分で定期的にできるメンテナンスをご紹介します。

・木管楽器は月に1~2回キイオイルを射してキイの摩擦を和らげる等、それだけでも
楽器の寿命は長くなります。
この作業をするときは必ず周りについているホコリを取り除いて下さい。
ホコリを取らずにオイルを射してしまうと、ホコリが流れ込み、キイの動作不良の原因となります。
そして演奏後、楽器をケースになおす前に、
管体とタンポの水分を取り除くことで楽器の寿命は長くなります。

・金管楽器は週に1~2回スライドグリスを塗りなおす事により、摩耗を防ぎ更に気密を保てます。
この作業をするときは必ず古いグリスを取り除いて下さい。
古いグリスを取らずに塗りなおしてしまうと、古い汚れが付いたままになるので、
抜差し管の動作不良の原因となります。
ロータリーオイル・ピストンオイルは演奏前と演奏後に射して下さい。
油膜を作ることで乾燥による摩擦を防ぎ、気密を保つことで滑らかなタッチ感が得られます。
演奏後にオイルを射すことで、汚れを洗い流します。
演奏後必ず管内の水分を取り除いて下さい。
水分が残っていると、管内が錆びる可能性があります。

この作業を日ごろからしていても、
キイの中やロータリーの中、等必要な工具が無ければ掃除することができません。
位置情報当店では、メンテナンス・調整という、
全てのキイを分解して、掃除、オイルの射し直し、キイの連動調整、
不良コルク・フェルトの交換等をしております。
タンポ交換をする場合はタンポ代が別途かかりますが、
調整する箇所によっては、かなりお安く済む場合もあります。
お見積りだけなら無料でさせて頂きます。

皆さんが我が子のように大切にしている楽器を長くお使い頂く為に、
定期的なメンテナンスをお勧め致します。演劇

どんな些細なことでも結構ですので、お気軽にご相談下さい。

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